PCM5102Aはラズベリーパイに合う
ラズベリーパイはマスタクロック出力が無いので、通常外部クロックをDACに供給する回路を足さないといけないけど、PCM5102Aは内部で生成する機能がある。
その点で、ラズベリーパイ用の安価なドーターボード式DAC基板での採用率は、圧倒的に多い。
ラズベリーパイに配線(+無しの古いラズパイ)
I2S接続のメリットとしてラズベリーパイの負荷がUSB接続に比べて軽い。
初代のラズベリーパイでも、ネットワークソースのPCM192KHz/24bitを問題なく再生できるので、今一番流通しているハイレゾ音源にも十分対応可能。
+無しの古いラズパイは、I2Sが標準のGPIOに無く、隣のピン無しランド(8ホール)の位置になるためジャンパを使う場合はピンソケットを取り付ける必要がある。オス・メスはお好みで。
写真のとおり、同じ色位置のピン通しをジャンパで繋ぐ。
この接続では、PCM5102A基板の+5Vの給電は、ラズベリーパイからとっている。別途用意した+5V電源で給電する場合は、ラズパイ側+5Vはなにも繋がず、GNDのみ空いているGNDピン(例えば写真ピンの右下)に繋ぐ。
AUDIO出力のXHコネクタソケット(4極)には、ジャンパでそのままアンプに繋いだ。
volumioで鳴らす
ラズベリーパイには、volumioをセットアップした。
ドライバは、Hifiberryを指定する。指定後APPLYを忘れずに。APPLY後、ラズベリーパイの再起動が必要。
MENU->System
同じくAudio OutputもsndrpiHifiberryを指定する。このとき、上記ドライバを選択していないと、選択肢に現れないので注意。指定後SAVE CHANGESを忘れずに。
MENU->Playback
音出し
なんだろうなぁ。まったくチープ感はなく、クリアな音だ。
マスタクロックを繋いでないと気付く人いるらしいが、まったくわからん。
もちろん、192KHz/24bitも問題なく再生できる。
10万円以上もする市販のDACは、これとくらべて価格分の感動があるのだろうか。
少なくとも、ブームでラズベリーパイ買ったけど、そのまま眠ってるならやるべきだと思う。
ちなみに、DSDをPCM変換で再生すると、音がぶつ切れになる。(´・ω・`)