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フレッツ光が遅い問題 IPv6オプションで解決

フレッツ光マンションプランです。いわゆるゴールデンタイムになると、異常にネット接続が遅くなる現象で悩んでました。定時実測してグラフ化し状況把握とその対策ができたので寄稿。

フレッツ光
フレッツ光

遅い、切れる、つながらない

波はあるものの、だいたい19時から深夜2時ぐらいまで、とにかくネットが不調になる。特に24時近辺が酷い。現象としては、

  • オンデマンドビデオがSD画質でもフリーズ
  • 普通にWEBアクセスでタイムアウト
  • 大きいデータのダウンロードがコケる
  • PSNがつながらない(´・ω・`)

スマホ以外はすべて有線で接続し、ルータからハブまでGBイーサの製品で構成。なので、ありがちなWiFiの混雑ではありません。
回線をマンション利用者が多くて輻輳してるのだろうか?と想像するものの、いくらベストエフォートだからと、遅いを超えて使えないはどうだろう?と苦情を言いたくなってきたのがこの記事のきっかけ。
しかし、その前にデータ揃えないといけないかな?ということで、ちゃんと計測してみることにしました。

性能測定

実際のところの通信性能がどのように時間で変動しているのか正確に知りたい。そのためにはインターネットのスピードテストのようなことを定周期に実行し、その測定結果をグラフにすればわかりやすい。
ただ、スピードテストだと実感を伴わない良さげな値が出てしまう気がするので、自分が契約上使えるWEBサーバに画像データを置き、そのデータを定期的にダウンロードして、そのときのスループットをログに記録していく方式にしようと思います。
具体的な方法は「speedtest wget」でググると出てくる方法です。(´・ω・`)

サーバーは、プロバイダ系2箇所、レンタルサーバ1箇所、レンタル仮想PC(ubuntu+apacheで構成)1箇所で計4箇所とすることで、サーバ差異による傾向も潰せるようにします。

さっそく結果をペタリ。ある月曜日のグラフです。10分毎に測定し、グラフは前後3点の移動平均をプロットしてます。縦軸Mbps、フレッツ光は100Mbps契約です。

speedtest PPPoE 月曜日
ある月曜日のログ

ピーク性能が出てると思われるのは、早朝のAzure宛てぐらい。
サーバーによる性能差はあるにしても、グラフの山の傾向は4サーバとも似ているので、通信性能の増減が平均して影響していると言えそう。
酷いのはやはり21時以後。ほぼ10Mbpsを下回り、最悪値は数百Kbpsを記録する。これだと、たしかにオンデマンド系ビデオサービスは厳しいかもしれない。
ちなみに、金曜の夜は全サーバ1Mbps以下を記録することもある。(´・ω・`)

BIGLOBEに相談だ

フレッツ光をBIGLOBEで契約しているので、相談窓口もBIGLOBE。
さっそく苦情相談のメールをしたためます。仕事が早い、さっそくお返事をいただく。テンプレートかな?要点は

ご連絡いただいた現象が発生した場合、恐れ入りますが、BIGLOBEでは「IPv6オプション」のご利用を推奨しております。

うむ。実はそれ以外の回答が欲しかったの。なぜなら、外から自宅にIPv4接続しなくてはいけない事情があるので。

「IPv6オプション」のご利用ができない場合は、大変恐縮ですが、改善策のご案内はできかねます。
ご希望にそうことができず、申し訳ありませんが何とぞご了承ください。

うむ。これも時代の流れか。ここにこだわってもしかたない。個人的なIPv4事情は後で手を考えるとして、とりあえず「IPv6オプション」を試す方向で考えよう。
結果、輻輳による物理的な問題か、V4にこだわってることが問題なのか、はっきりさせることができる。それでだめなら、別のインターネット接続に変える踏ん切りもつくというもの。

※IPv6オプションにしても、IPv4が使えないわけでないので、そのあたりの制限やしくみは「MAP-E」とか、「IPv4 over IPv6」でググって。

ルーター対応してない(´・ω・`)

BIGLOBEにおいて、「IPv6オプション」は契約が必要。しかし、PPPoEもIPoE(MAP-E付き)も好きな方を使えるという意味不な契約「IPv6オプションライト」が存在します。(それでいいじゃん)
しかも「IPv6オプションライト」には、自動的に契約更新されているという事実。なぜなら、2017年の夏に”IPv6オプションライトの設定が「完了」しました”というメールをBIGLOBEからポンともらっている。

つまり、あとは、ルーターの設定をPPPoEからIPoEに変えればいいだけだ!

では、ちょちょいと。・・・・・あれ、ん?、設定項目無い。おやおや、対応してない。さすがに古かったか。
ということで、amazonで適当なルータを物色。ルータは消費電力が低いものを優先に選ぶ。派手な無線機能などいりません。無線はスマホでSNSつながれば十分派。

ということで、実験時一番省エネで安くてIPv6オプション対応と書いてあったバッファローのWSR-1166DHP4-BKを購入。寄稿時だと、さらにお安いWSR-1166DHPL/Nが発売されてた。

はい!IPv6オプション舐めてました

届いたルータで、IPoE&MAP-Eで接続。認証情報とかいらないから、設定することもほとんどない。ネットの使用感も家庭内で使用するインターネットサービスにおいて全く問題ない。
それでは、IPV6オプション使った場合の性能測定します。そして結果ペタリ!

ネットど安定
IPoE 超、超、超安定(´・ω・`)

何、このド安定ぶり!!!!
サーバーによって差がついてますが、それは需要や利用形態によって調整があるだけと察します。サービスが滞りなく提供されていれば、そんなのまったく問題のないこと。このド安定ぶりが重要。
100Mbps契約なので、Azureサーバでは70Mあたりの実質の上限で張り付いてるように見えます。

次にAzure宛のPPPoEとIPoEの直接対決のグラフをペタリ。

PPPoEvsIPoE
PPPoE vs IPoE (Azure宛)

ピーク性能がわかりやすいように、移動平均なしなのでギザギザですが、IPoEがほぼピーク性能で、PPPoEがたまにその性能に届くという状況がよくわかります。

ちなIPv6の測定は、魔の金曜日の測定結果です。ほんと、IPv6オプション舐めてました。やれマンション内で輻輳してたらとか、シッタカすぎて恥ずかしい。

まとめ

今回の計測で、通信性能低下が起こる=PPPoEを使っている人が多いと言えることがわかった。
そもそも、サービス提供側がPPPoE接続の設備増強をしないことが問題。「これからはv6、v6にはどんどん投資するのよ!」という世の流れを知らずにPPPoEを使い続けていることで不便な思いをしている人が不憫この上ない。

結論としては、一般家庭が使うインターネットサービスを利用するにあたって、IPoE接続は必要十分な性能を提供してくれてると思う。ネット性能で同じようなお悩みをお持ちのかたは、ぜひとも試してほしいと思います。同じ料金払っているのがもったいない。

今後、v6自宅サーバ問題とか、IPoEとPPPoE同時使いとか、v4v6ネイティブなインターネットプロバイダの場合とかも試してみたいと思います。

あ、でも、やっぱPSNはつながらないときはダメだ。ストアやトロフィー表示しようとするだけで無限長考するのかんべん(´・ω・`)

uni
ちな、性能測定に使った画像 3.6Mバイト

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