コンテンツへスキップ

2 IrBerryDACを鳴らしてみた

ラズベリーパイのドーターボード方式のDACを試したくて、IrBerryDACを入手。
リビングオーディオ環境で鳴らしてみる。

DSC_1226

volumioをインストール

ラズベリーパイには、MPDのvolumioをセットアップする。
バイナリが設計者のホームページよりダウンロードできる。LCD表示や赤外線リモコン機能などが設定済みのもので、もちろん音を鳴らすだけでもこれで問題ない。

曲の登録が残っていたりして、製作者の趣味がわかるという特典も。(´・ω・`)
※曲の実態は当然ない。

ドライバなども当たり、自分が使う分には何も困らない状態だった。マニュアルもホームページにあるので、困った場合もある程度は対応できると思う。

volumio プレイ画面
volumio プレイ画面

ただ、ちょっとバージョン古いので、操作感が戸惑う。最新バージョンでも試したいところだが、volumioのバージョンによりクロックがうまく当たらないのか、早回し再生のようになる現象が発生した。そうなると自分には対処できない。

配布でのバージョンもVolumio1.5PI_IrBerryは早回し現象が発生したため、volumio1.4PI+mpd-0.18.16_+ LCDを使うことにした。

アンプに繋ぐ

オーディオ出力にRCAに変換する治具を取り付ける。

RCA出し
RCA出し

RCAケーブルでアンプに繋ぐ。

DSC_1217
アンプ:STR-DN1050 、スピーカー:NS-8X

元々ハイレゾも再生できるので、比較ができる。

早速鳴らしてみる。
やっぱり、十分な音質。遜色を感じない。
ネットワーク上の音源の、PCM96KHz/24bit、PCM192KHz/24bitは問題なく再生。
ボードの機能仕様は192KHzまでなのだが、試しに352.8KHz/24bitを鳴らすと音がブツブツ切れた。DSD64をPCM変換再生しても同様だった。

リモコンも試す

apple製品に付属してる、apple remoteでコントロールできる。
単品でも買えるので、あらかじめamazonで取り寄せ済み。利用範囲からは、ちょいお高いので、ヤフオクで中古や互換機などお求めになるのも良いかもしれない。

apple remote
apple remote

デザインがアップル。(´・ω・`)
は、さておき、ボタンをポチポチしてみる。

  • 再生、一時停止、停止
  • 一曲送り、戻し
  • ボリュームアップダウン
  • フィルタのトグル
  • ※ラズパイのシャットダウン

これは、快適だなぁ。
そして秀逸なのは、シャットダウン機能。MENUを2回押しすると、シャットダウンシーケンスが走る。

こうなると、ブラウザ無くても一貫して使える。
一点、曲送りすると、プレイリストから曲が消えていく。ブラウザから送っても同じなので、このリモコン操作の特徴では無いのだけど、volumioってこういう仕様だっけ?

プレイリストから消えると登録するのに、ブラウザが必要なジレンマ。

LCD表示も試す

手元には、ELのものしか無かった。表示クッキリなところが好きで、秋月で何色か買い溜めてあったもの。I2Cだしコマンドも似てるっぽいし、とりあえず繋いでみる。

有機ELキャラクタディスプレイモジュール 16x2行
有機ELキャラクタディスプレイモジュール 16x2行

I2Cは、データ(SDA)とクロック(SCL)の2線で通信でき、複数デバイスを数珠つなぎできるので、センサや入出力デバイスの配線やMPUのリソースを節約することができる。昔からある仕様だけど、現在もまだまだ現役。

IrBerryDACには、SDA、SCL、+3.3V、GNDが赤外線受信モジュールの後ろあたりにまとめて配置されている。メスソケット貼っつけておいたので、粛々とジャンパで繋ぐ。

こんな感じで配線
こんな感じで配線

とりあえず、起動。
うん、うんともすんとも(´・ω・`)
まぁそうだろうなと、プログラムをチェック。

SSHでログインすると、ホームにlcd表示用のスクリプト(lcd_ctrl.py)がある。まずアドレスが異なるので変更。すると1行目だけ表示された。さらにチェックすると、2行目のメモリアドレスが異なるので変更。

  • デバイスのi2cアドレス(self.addr)を0x3e→0x3cに変更
  • 2行目表示のアドレスを0xC0→0xA0に変更
    def line2 のself.bus.write_byte_dataのところ
表示された!
表示された!

無事表示された。

イニシャルあたりも修正しておこうかと思ったけど、困らないので置いておいた。

やってもうた

配布バージョンの1.5のほう、OLED対応済だった。(´・ω・`)
早回し再生不具合で見向きもしてなかった。。。oled_ctrl.pyがあるん。。。

んーーー1.4は曲送りでプレイリストから消えていく現象で困ってるし、1.5は早回しだし、これは最新のvolumioで構築してみろと、何か強い力が働いているのだろうか。

まず、早回し不具合が改善してるかだけど。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください